病気のコラムCOLUMN
社会不安性障害
- 学生時代から不安を感じることが多かったが、友人に助けられて何とか過ごしてきた。仕事を始めて、緊張することが多くなり、不安を感じる場面も増え、頭の中が真っ白になり、声も出せなくなることが多く、上司からも注意されることが増えた。
- 最近は不安に加え、不眠を認め、週の初めに出勤できないことが増えてきた。
- 社会不安性障害に対する薬物療法はSSRIを選択することが多いです。不安に対して、抗不安薬も効果はあると思いますが、それはあくまで対症療法であり、毎日の様に内服する必要があるとその効果も減弱し、薬物に依存していきます。
- 抗うつ剤を使った薬物療法を行うことをすすめています。