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躁うつ病
- 抑うつ気分、不眠、焦燥感を訴え来院。
- 抑うつエピソードを繰り返し、時には調子が良い時期もあるが、焦燥感を感じることが多くなる。不眠、過眠を繰り返し、家族から気分変動を指摘されることが多くなった。仕事は何とか、続けているが、休むことが多く、上司からも注意を受けることが増えてきた。
- 躁うつ病（双極性障害）を念頭に薬物療法を開始。リチウム、バルプロ酸、カルバマゼピン、ラミクタールが治療に使われる。リチウム以外は抗てんかん薬です。気分安定剤として使用されることは多く、保険適応もあります。副作用だけを、考えるとラミクタールを選択することが多いと思いますが。ラミクタールには薬疹という副作用の頻度高く、それはカルバマゼピンも同様で薬疹に注意が必要です。