完全予約制
休診日:月曜・日曜・祝日・木曜午前・土曜午後
当院では、薬を減らしたい、やめたい方のためのご相談をお受けしています。
このような方が、当院には多く通院されています。
新しい薬に切り替えたり、症状に合わせて薬を見直したりすることで、あなたのために本当に必要な最善の処方箋を作るお手伝いをいたします。
精神科の薬は、これまで「足し算」で考えられる傾向がありました。症状に合わせて薬を「足し算」することで、どうしても多剤大量処方になり、薬の乱用・依存が起きやすくなります。
そして多剤大量処方の状態が長く続くことで、症状が本来の病気によるものなのか、薬の副作用なのかさえわかりにくくなります。その結果、症状が悪化してしまうこともあります。
当院では症状にあわせた適切な薬を、適量服用するサポートを行っています。
薬を減らす選択も悪くはないと思います。
抗うつ薬や抗不安薬、睡眠導入剤(睡眠薬)などの向精神薬は、精神的・身体的に依存しやすい薬物です。急に薬を止めたり、必要な薬を減らしたりすることで、症状に影響が出てしまうこともあります。
症状が悪化したときは我慢せずに医師に相談しましょう。
必要な薬を減らしてしまうのではなく、必要量以上に使っている薬を減量し、不必要な薬を見極めて中止することは、試す価値があるのではないでしょうか。
薬物治療を見直すことのお手伝いができたらと考えます。
一人ひとりの症状を知り、それぞれの薬物の効果(作用、副作用)を知ることで、自分に必要な薬を見極めて、病状に適した最善の処方箋を作りませんか。
統合失調症、躁うつ病の治療には継続的な薬物療法が必要になります。
4週間に一度、注射を行うことで薬の血中濃度を維持して症状の安定を可能にしてくれる注射製剤があります。
服薬中断に伴う、増悪、再燃のリスクを軽減させる効果があり、他の薬物の減量、中止も可能にしてくれます。
以前から持続性注射製剤はありましたが、水溶性になったことで大幅に疼痛が軽減されました。
幻聴が続いて飲み忘れが多かった人が、注射を導入することで1日18錠だった薬が9錠まで減量ができ、幻聴も軽減され作業所への通所が可能になりました。
病状が安定せず薬が増えていた人は、注射をすることで1日16錠だった薬を9錠まで減量が可能となり、主治医から見ると感情の起伏が穏やかになり、さらなる薬剤整理を検討中です。
服薬の減量、中止を考えている人は一度検討しても良いのではないでしょうか。
個人差がありますので、ご希望の方は一度ご相談ください。
受診歴や服用している薬について、お伺いする問診票を用意しました。
ご来院前に記入いただきますと、スムーズに診療にご案内することができますので、ご活用ください。
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